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靴の値段の話。

そもそもなぜ靴が10万20万するのか。
単純な話、既成靴の上限がそのあたりだからです。
どういうことかというと、早い話上限付近までいくと僅かな差でも
急激な価格上昇が発生します。分かりやすい例だと陸上競技
100mを18秒(多分一般的な早いほうのタイム?)で走る人が
努力して15秒とかにするのは、そこまで困難ではありません。
しかしそれを10秒とか、まして世界レベルの9秒にもっていくには
才能も努力も必要になるし、最新技術を駆使した靴や最新科学からなる
レーニングが必要です。端的に言えば、トップに行けば行くほど
労力が累乗で必要になる。

なので革靴で10万クラスを買うならば、そこに注ぎ込まれた技術や労力を
知る必要があるわけです。逆に言えば値上がりが技術、労力に見合わなくなれば
ただただ反感を買うだけなのです。で、ここ最近の革靴価格の高騰。
これは靴メーカーのせいではなく、その必要部材の調達先企業が原因として発生する
値上がりです。だから靴メーカーに値上がりについて苦言するのは間違いな
わけですが、じゃぁその調達先企業群が説明してくれるわけではないので
結果的にメーカーのイメージダウンにつながります。

なんで、根本原因の解決として、調達先企業がB to Cとして説明しろと
私は思うわけです。実際国内ですらまともに説明責任を果たそうとしている企業は
ほぼありません。なんとかならんもんですかね。